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あかつきとイカロス

 仕事が忙しすぎてなかなかシールにインできないよっちぃです(^^;(シールネタに困ってます^^;)


 金星探査機「あかつき」と「イカロス」が5月18日に打ち上げ予定です。 


 「あかつき」は通常のロケット推進にて金星まで辿り着きます。 「探査機」というよりどちらかというと「気象衛星」に近い位置づけになります。 今回のミッションの1つに金星の「スーパーローテーション」の解明があります。

スーパーローテーション、一体何でしょう? 

その前に金星について触れてみようと思います。


 金星
 昔に撮影した金星です(^^

 金星は太陽系の第2惑星で、地球よりも太陽に近いところを周回する内惑星になります。 ですので、常に太陽の近くに見えるために日没後の西の空(宵の明星)、もしくは夜明け前に東の空(明けの明星)にしか見えません。 
 
 最大離角は47度で、太陽から一番離れて見える時でこの角度になります。 ですので西の空に見える場合、最大で日没後3時間程度見ることができます。 夕方に西の空に飛行機のライトのような明るい星があれば金星にほぼな違いないです(^^ 
 
 
 金星の直径は地球とほぼ同じ、重さは0.8倍、非常にぶ厚い大気があって地表の気圧は90気圧、温度は約460度もあって、とても人が住むことが出来ません(^^; 
 
 特徴的なことは地軸が178度も傾いていて、ほぼ逆さ向きになっています。 ですので自転方向はほかの惑星たちと逆回転に回っています。 金星に行ったとしたら、太陽は西から昇って東に沈みます(^^; 
 
 
 あと、自転周期が非常に遅いこと。 星の1日の定義は2種類あって、逆回転で自転しているとややこしいのですが、金星の1日は地球時間の243日(「243時間」ではありません)もあって、ほとんど回転していないことになります。
 
 で、ほとんど自転していない金星なのですが、なぜか表層はものすごいスピードの風が吹いています。 その風速は秒速100メートルもあって、4日ぐらいで金星を1週します。 
 
 
 ・・・あれ、金星って自転周期243日でしたよね? 自転よりも速いスピードでどうして風が吹くのでしょうか??
 
 この風のことを「スーパーローテーション」と言って、長年の謎でした。 この発生メカニズムが今回明らかになるかもしれません(^^
 
 
 その他にも数多くの測定装置が積まれていて、地表の様子や各大気層を念入りに調べるようです。 分厚い大気の底の地表をどうやって見るの?? って思いますが、実は特定の波長の赤外線は分厚い大気を通り抜けることが分かっていて、それによって大気の底の地表を観測します。 



 もう一つ衛星を一緒に打ち上げます。 それが「イカロス」で、以前の記事でも触れましたが、帆を張って太陽風を受けることによって進む宇宙のヨットです(^^ 
 
 
 イカロス
 イカロス(JAXAのページより)

 打ち上げられる時は帆は畳まれた状態ですが、どうやってあんな大きな帆を広げるのでしょうか?

 まず、ロケットから分離される時に回転した状態で分離されます。 そして四角い帆の頂点4箇所にアルミ板の錘(おもり)が付いていて、それを衛星本体から開放します。 すると、回転しているので遠心力でどんどん広がっていきます。 

イカロスの帆 その1


 広がりきって安定したところで畳まれている帆を開放すると遠心力で帆が広がります(^^

イカロスの帆2



 この先についているアルミ板の錘、実は以前にJAXAで募集していたメッセージがここに刻印されています。 募集にもれた分はDVDに焼きこんで衛星本体に取り付けられています(^^ 私のメッセージもここに搭載されているんですよ(≧▽≦) 私の夢を金星に運んでください(≧▽≦)b

 この帆には色々な仕掛けがしてあって、液晶パネルでしたっけ? が搭載されています。 衛星の方向を変えるには衛星がガスを噴射して方向を変えますが、噴射ばかりしているとそのうちガスがなくなってしまいます。 そこで、帆の一部を液晶パネルにして太陽の光を透過させたり受け止めたりして帆自体の方向を変えて衛星の方向を変える実験もやるようです。 上手くいけば太陽光で発電さえできれば何度でも方向を変えることが出来ます(^^


 こういう発想ってすごいですね~ 私もこういうお仕事してみたいです(≧▽≦) 自分で言うのも何ですが、私、発想力は自信があります(^^v 今の仕事でも色々な発想で困難を乗り越えてきましたし、ある学会では常識を揺るがす自体にまでになっていたりなっていなかったり(^^;; 科学って発想が大切です(^^
 
 
 あと、このロケットに相乗りで、学生が作った装置が積まれた衛星も打ち上げられます。 複数の学校や大学の生徒さんが作った回路(マイコン回路)のコンペで、どこの学校のものが一番最後まで正常に動くかが競われます(^^ いいですね~ 私も学生の時にこういうこと経験したかったです。。。



 こういうプロジェクトはお金がかかるので事業仕分け、絶対反対です(><# 訳の分からない箱ものにお金掛けるんだったらこういう事に使って欲しいです(><


theme : 科学
genre : ニュース

comment

No title

何やらササもらってたみたいでごめんね!寝てたよ!(ぁ


こないだ何かのテレビ(っていうかたぶん爆問学問)で
その衛星の帆をコンパクトに収納する折り方?を発明した人がいて
その人をフューチャーしてたときに知ったよ!
ナントカ折りって言うんだってね!(覚えてない・爆
世界特許だとか何とか・・・実際折ってみたけどこりゃすごいね!

その帆が広がるシステムとかそう言う小難しい事はどうでもいいんだけど
(聞いても右から左に流れて行くから・笑)
何気ない発見かもしれないけど、こういうのが閃く人ってすごいよねぇ~

事業仕分けでこういう世界的に行われてるプロジェクトにかかわる費用を
ぶった切るとかはしないんじゃないかなと思うけど(´・ω・)
そなことしたら世界から日本はハブられるんじゃん?(既にハブられ気味とか言わないの

Re: No title

>ののちゃん

寝てたのね(^^; いつもの通り放置かなと思ってましたw

ああ~、衛星のパネルの畳み方ね~
昔、テレビで見たことあります。 ものすごい複雑に折りたたまれてるけど
簡単に広がるんだよね(^^
爆問学問は録画してるけど見る暇なかなかないのよ(^^;

こういう折りたたみ方を使って身近なあるものを作れないかな~と
以前から考えているものはあるんですよ(^^ 本気で特許取れる商品になると思うんだけど、
どうやって商品化したらいいのかが(^^;;

私、結構普段から「これってどうしてこういう形してるのかな?」とか
「もっと良くならないのかな?」とか
目に付くものに対して色々と考えることが多いです。
周りから良く「普通、そんな事考える~?」って言われることも
あるけど、こういう疑問は大切なのよ(^^(タブン


宇宙開発自体の予算がアメリカでも減っていて、スペースシャトルも
今年で引退だし、色々なプロジェクトも予算削減もしくは中止とかに
なっているものも多いとか。。。 ちょっと悲しいです。
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