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イトカワの砂と「ひてん」

アジア大会の卓球、福原愛ちゃんと石川佳純ちゃんのペア、
負けちゃいましたね(^^; 強いから優勝するかとも思いましたが・・・
とりあえず銅メダル獲得なのでおめでとう~

石川佳純ちゃんは以前にちょっと触れたかもしれないけど、
笑顔がかわいいですね~(*^^*)
試合中はかっこいいし、このギャップがいいです~

まだ四天王寺高校在学中みたいだけれど、卒業生権限で高校に行って握手したり
サイン貰ったりとかできないのかな(^^;;(←はた迷惑な1ファンw)
まあ、半分冗談ですが(^^;

何かのインタビュー記事で
「卓球は出来るけど、勉強が・・・」
と言われるのがイヤで四天王寺高校に入ったらしいですが偉いですね(^^
私の高校は進学校ですので、スポーツで入ったとしても
勉強は結構大変。。。 なので素晴らしいと思います(^^

スポーツと勉強の両立をしてこそ「青春」だよね~
・・・私はスポーツは何もしていなかったですが(^^;;




先日、地球に帰還した「はやぶさ」のカプセルから砂が1500個程見つかりました。

この記事、私のブログで取り上げるだろうな~と
思っていた人も多いと思いますが、取り上げますよ(^^
詳細は新聞やネットに出ているのでちょっと違った視点から
書いてみようと思います。


この砂、成分分析した結果、地球のものではない事が分かりました。
間違いなくイトカワの砂です(^^
月以外の天体からサンプルを収集できたのは日本が初めてです(≧▽≦)
この砂はものすごい貴重なものなんです。。。


以前にも書いたと思いますが、太陽系が誕生した頃は
地球や月の地表はマグマでドロドロでした。
なのでその当時の砂は今現在存在しませんが、
小惑星の表面にはその頃の砂が何十億年も経っても
そのままの状態で残っています。

これを分析する事でどうやって太陽系が出来たかなど
いろいろな事を調べる事が出来ます。



「はやぶさ」に関してはここのブログでも何回も書きましたが、
その飛行技術はかなり前に打ち上げられた実験衛星「ひてん」によって
確立されました。。。


ひてんと孫衛星はごろも
実験衛星「ひてん」

「実験衛星」という事で主なミッションはスウィングバイによる
衛星の速度や軌道の制御などになります。。

スウィングバイは以前にこのブログでも触れましたが
惑星などの重力を利用して衛星の速度を変えたり軌道を変える方法です。

この「ひてん」は後に打ち上げられた月探査衛星「かぐや」
(機会があれば記事にしたいです^^)のミッションにも大きく貢献しました。


しかも単純なスウィングバイではなく、月と地球を上手く利用した
かなり高度なスウィングバイを何回も行いました。
これは本か何かで見たと思うんですけど、
野球場のバックスクリーンに飛んでいる「蚊」の「目玉」を打ち抜くのと
同じぐらい精度がいることで、かなり困難なミッションだったようです。。。
人工衛星って秒速数kmというすごい速度で飛んでいるのに、
許される誤差は秒速数cmで、桁がkmとcmですごい精度が必要です・・・


ひてんスウィングバイ
2重月スウィングバイ

見ても分かると思いますが、地球と月の2つを1セットと考えて
複雑な軌道を描いています。

結果として、40万km先の月で誤差2km、時間にして1秒という
誤差0.0005%というすごい精度にてスウィングバイを成功させています(^^



あと、地球の大気圏をかすめて衛星を減速させる
「エアロブレーキ」も世界で初めて成功させました(^^
月軌道40万kmから地表わずか120kmの所をかすめるような軌道を狙って実行、
速度を落とす事に成功しました。
1回目は地表から125km、2回目は120kmの所を通過させる事に成功しました。
軌道と速度が少しでもおかしかったら大気に跳ね返されて
どこかに飛んでいったり、そのまま燃え尽きたり
墜落したりするのでこれも相当な精度が必要だと思います。


さらに、2つのラグランジュ点(L4、L5)周辺で
宇宙塵の観測も行いました。

ラグランジュ・ポイント

ラグランジュ点とは2つの星の重力が安定している点で
5つあります。 L4とL5は一番安定している点になります。

ラグランジュコース
ラグランジュ点周回軌道


さらにさらに、衛星がまだ使えるという事で、どれだけ少ない燃料で
月軌道に乗せられるか、という実験も行われました。
ホーマン軌道というものがあるのですが、これは少ない燃料で
別軌道に移すための軌道になるのですが、
それよりも少ない燃料で軌道を移す事ができたようです(^^

地球で10回程度スイングバイを行って加速、
一番軌道が遠くなった時に太陽の重力も借りて
一気に加速、そのまま月軌道に乗せる事ができました。


最後は月に墜落させて役目を終えましたが、搭載していた残り燃料は1kgもなく、
最後の軌道修正でほとんど使い果たしたんじゃないでしょうか。
完全に任務完了な感じですね(^^



この「ひてん」の基礎データのおかげで今回の「はやぶさ」も
成功したと思いますし、「はやぶさ」自身、次の「はやぶさ2」のための
基礎データを残す事ができたと思います。

技術というのは1日にして出来るものではなく、基礎データの
積み重ねが重要になります。 なので目先の成果がないなどと言った理由で
計画が中断してしまうのは本当にもったいないです。

こういう事ってお金がかかるんですけど、日本と言う国は
技術力を柱にして発展してきた国です。
日本の将来を考えるのならば科学技術には
もっと予算を使っても良いと思います。



余談ですが・・・(追記)





私自身、設計をやっていて思うのは、どうやったらこんなに
高精度な制御ができるのでしょうか??

いくら回路や制御プログラムが精度良くても
速度や位置を検出するセンサーが数%も誤差があっては
全く意味がありません。。。
センサーの誤差や個体のバラつきは実はキャンセルさせる方法が
何種類かあるんですけど、そのレベルじゃ衛星の制御レベルには
使えません(^^;; どうやるのかしら・・・

theme : 宇宙・科学・技術
genre : 学問・文化・芸術

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